顎の痛み、かみ合わせの不快感、開閉時の違和感…
これらは全て顎関節症の可能性を示す症状です。
それらが日常生活に影響を及ぼす前に、当院での治療をご検討ください。
当院では患者様の生活の質を改善するための専門的な顎関節症治療を提供しております。
マウスピースを用いたケアから始まり、患者様と共に最適な治療法を見つけていくことをお約束します。

顎関節症は、顎関節と周辺筋肉に痛みや不快感、機能障害を引き起こす一連の病態を指します。
噛みしめや歯ぎしりなどの習慣、顎への外傷、ストレス、矯正歯科治療などが原因となることが多いです。
しかし、誤解されがちなのが、「顎関節症は永遠に治らない」という考え方です。
確かに、顎関節症は一度発症すると症状が再発しやすい性質を持っていますが、適切な治療と生活習慣の見直しにより、症状の軽減やコントロールは十分可能です。
顎関節症は高齢者だけではなく、思春期や若年成人でも発症することがあります。
当院では、顎関節症の正確な理解と適切な治療を通じて、患者様の生活の質向上を目指しています。

顎関節症の原因は複数あり、個々の患者様により異なることが特徴的です。
以下に、主な原因をいくつか挙げます。
一つ目は、歯ぎしりや噛みしめといった顎の過度な使用です。
これらの行為は顎関節に不要なストレスをかけ、炎症や痛みを引き起こす可能性があります。
二つ目は、顎への直接的な外傷です。
事故やスポーツによる怪我などで、顎関節が損傷すると、顎関節症の症状が現れることがあります。
三つ目は、顎のアライメントの問題です。
自然な咬み合わせが崩れると、顎関節に余計な負荷がかかり、その結果、痛みや機能障害が生じることがあります。
四つ目は、ストレスや精神的な緊張です。
これらが原因で顎の筋肉に緊張が生じ、結果として顎関節症の症状が生じることがあります。
当院では、これらの可能性をすべて考慮に入れた上で、患者様一人一人の症状とライフスタイルに対する理解を深め、最適な治療プランを提案します。

かみ合わせ、すなわち上下の歯が接触する状態は、顎関節症の発症や症状の重さに大きく影響します。
正常なかみ合わせでは、上下の歯が均等に接触し、顎関節に適度な負担がかかります。
しかし、歯の欠損、不適切な歯列矯正、歯ぎしりや噛みしめなどによりかみ合わせが乱れると、顎関節に不自然なストレスがかかります。
これが長期間続くと、顎関節や周囲の組織に損傷が生じ、顎関節症の症状が発生します。
症状としては、噛むときの痛み、あごの動きに制限、顎関節の音などが見られます。
また、これらの問題は頭痛や首の痛み、耳鳴りなど、他の健康問題を引き起こすこともあります。
咬み合わせを改善することで顎関節症の症状が緩和されることが非常に多いです。
いけむら歯科医院では、顎関節症の原因となるかみ合わせの問題を詳しく診断し、適切な治療法を提案します。

顎関節症の治療法は多岐にわたりますが、いけむら歯科医院ではマウスピースを用いた治療を推奨しています。
マウスピース治療は、咬み合わせの誤りや歯ぎしり、噛みしめといった原因による顎関節の過度なストレスを軽減し、顎関節の自然な位置を保つことに重点を置いています。
具体的には、患者様一人ひとりの口腔内に合わせたオーダーメイドのマウスピースを作成します。
このマウスピースは、睡眠中やストレスが高まる状況下での無意識の歯ぎしりや噛みしめを防ぎ、顎関節への負荷を軽減し、顎関節の位置を適正な位置に調整し、噛み合わせの問題を改善します。
これにより、顎関節の痛みや動きの制限、そして関連する頭痛などの症状が改善されることが期待されます。